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論文

Magnetic and transport studies of LaFe$$_{1-x}$$Ni$$_{x}$$O$$_{3}$$

吉井 賢資; 阿部 英樹*; 正木 信行; 中村 彰夫

Proceedings of the 8th International Conference on Ferrites (ICF-8), p.278 - 280, 2000/00

ペロブスカイトLaFe$$_{1-x}$$Ni$$_{x}$$O$$_{3}$$における、磁性と伝導について調べた(x$$leq$$0.6)。LaFeO$$_{3}$$はネール点750Kの絶縁体、LaNiO$$_{3}$$はパウリ常磁性金属である。本系は、高温てせの電極材料への応用可能性から、500K以上の伝導特性が調べられた。その結果、x=0.6近傍で最大伝導率を示す金属的挙動が報告された。本研究では400K以下領域での特性を調べ、以下のことを見いだした。(1)メスバウア測定により、Feの価数は3+である。(2)x$$leq$$0.4及びx=0.6での結晶構造は、それぞれ、斜方晶及び菱面体ペロブスカイト構造である。x=0.5では、焼成温度によって構造が変化し、1300度以下及び以上では、それぞれ斜方晶及び菱面体構造である。(3)x$$leq$$0.4の領域でxを増やすとともに、ゼロ磁場冷却及び磁場冷却の帯磁率ともに小さくなる。また、両者の間の差も小さくなる。(4)x=0.5及び0.6では、80K以下でスピングラス的挙動が見られる。(5)x=0.4-0.6における電気抵抗測定から、室温以下では金属でなく、ホッピング伝導的挙動が観測された。(3)はFeイオン間の相互作用が減少したためであり、(4)(5)はFeイオンがNiによって薄められランダムネスが発生したためと考察した。

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